2ZJ-05
仮想空間におけるミーティングの効果的なインタフェースおよび記録手法
○久門香穂,長尾 確(名大)
近年、仮想現実(VR)を利用したミーティングが行われるようになってきたが、多くは単なるテレワークの延長に留まっている。現状のVRミーティングにおける表示・記録の対象は、動画や静止した3Dオブジェクトであり、VRの利点をあまり生かしていない。そこで、本研究ではVRをより効果的に活用した、ミーティングの新しい記録手法を提案する。また、VR空間で手の動きを表示し、ポインティングやジェスチャができる仕組みを実現した。提案手法によって、ユーザや3Dオブジェクトの動きが連続的に再生可能になり、任意の時刻と視点からミーティングを振り返ることができる。本研究では、VRデバイスとしてHMD(HTC Vive Pro)と、手と指の動きを計測するためのハンドトラッカー、さらに入力補助装置としてNintendo SwitchのJoyConを使用した。

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