2ZE-07
高齢者の熱中症重症化予防の気づき支援システムの開発
○金森唯真,深川恵輔,皆月昭則(釧路公大)
本研究では、室内の温度や湿度、熱中症指標の不快指数を各種のセンサーから取得し、モニターで可視化・報知するシステムを開発した。高齢者(本研究では65歳以上に定義)の身体は、他の年代層に比べると温度への感覚が鈍くなり、発汗も少なくなる傾向があるため熱中症に気づきにくく重症化しやすい傾向にあるため、その予防には、外界環境のみならず、室内環境の状況の変化を客観的な指標で評価し報知する必要がある。検証では、65歳以上の住宅を個別訪問し、システムを設置し、利用時のシステムの使いやすさについて、アンケート調査を実施した。

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