情報処理学会 第81回全国大会講演要旨

本研究では、全天球カメラを用いて人物を特定・捕捉し、動画像で記録するシステムを実現した。近年の一人暮らしの高齢者の増加に伴い、高齢者の子供の世代からは，高齢者の日常的な見守りと行動を把握したいというニーズがみられる。それに対し、動画像を機械学習で処理をすることにより，動画に映っている行動を自然言語で記録することが可能となりつつある。そのためには，特定人物の行動・動作を記録した動画が取得できることが前提である。また、動画像記録するシステムの評価実験として、人物撮影の精度を検証した。その結果をもとに今後の展望と課題を結論として述べる。