2ZE-01
マイクロ波ドップラーセンサを用いた浴室内における転倒検知システム
○林 亮輔,鏑木崇史,栗原陽介(青学大)
近年の高齢社会に伴い,浴室における高齢者の転倒事故や,ヒートショックによる失神の増加が問題となっている.しかしセンサの拘束性やプライバシーの問題,シャワーや波面が与えるノイズ等の理由から浴室における見守りシステムの実用化は難しいというのが現状である.そこで本研究では拘束性が無く,プライバシー面でも安心であるマイクロ波ドップラーセンサに着目した.取得されたデータからWavelet変換によってFrequency Distribution Trajectory(FDT)を求め,既知データとの類似度をDynamic Time Warpingにより定義し、その距離空間において転倒/非転倒をサポートベクターマシン(SVM)により判別を行う手法を提案する.

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