2ZC-03
現実感のある衣服CG生成のための布モデルへの対話的なよれの付与手法
○史  発,齋藤 豪(東工大)
3次元コンピュータグラフィックスを用いた服のモデリングは、映像業界やファッション業界で多用されている。よれはCGに現実感を与えるのに大きな働きをするが、その形状は布の素材や縫製などに影響されるため、自然なよれをモデルに付与するのは困難である。本研究ではこの問題に対処するため、ユーザの入力に応じて布モデルの面積を部分的に増加させ、物理パラメータを局所的に変更し物理シミュレーションを行うことで、その部分をよれとしてモデルに容易に付与することのできる手法を提案する。提案手法は対話的な速度で実行可能であり、提案手法を用いて布モデルに様々なよれを付与した結果を示す。

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