2ZA-08
Torネットワークのクローラシステムの開発と違法商品販売サイトの調査
○鳥居洸希,菊池浩明(明大)
近年のプライバシに対する意識の高まりから,匿名通信の重要性はますます高まっている.特にTorと呼ばれる匿名通信システムは,発信元の情報を隠したままのサーバ運営が可能となっている.本来,匿名通信はプライバシー保護の目的で利用されるものであるが,不正な目的で利用されるケースも多い.
そこで本研究では,ダークウェブ上の違法物品販売サイトの売られている物品と値段や閉鎖されるまでの期間等の運営状況の調査を行う.