2ZA-05
KVMにおける機密情報の拡散追跡機能を用いた複数VM監視手法の評価
○岡崎俊樹(岡山大),森山英明(有明高専),山内利宏,佐藤将也,谷口秀夫(岡山大)
機密情報を計算機上で扱う機会の増加により,計算機外部に機密情報が漏えいする事例が増加している.そこで,計算機内部における機密情報の拡散状況を把握する機能として,仮想計算機モニタであるKVMを利用した機密情報の拡散追跡機能を提案した.また,KVMにおける機密情報の拡散追跡機能を拡張し,複数の監視対象 VMにおける機密情報拡散をVMM上で一元的に追跡する機構(以降,複数VM監視機構)を提案した.本稿では,複数VM監視機構に関する評価として,複数のVMを同時に操作する状況を想定し,提案手法を評価した結果について報告する.

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