2ZA-04
動的プランニングを用いたサイバー攻撃経路自動生成機構のKubernetes上での実装
○Saurav Brahma,齊藤悠希,八槇博史(電機大)
本稿の目的は自律型マルウェアによる攻撃実験を,Kubernetesを使い仮想環境上において自動で効率的に行うことである.著者らが過去に提案した自律型マルウェアは,攻撃が成功すると被害端末に対してセッションを張り感染を拡大するRAT型のタイプであった.しかし,それぞれの端末にセッションを張っている端末を確保・遮断することが出来れば感染を止めることが可能なので,現実的なマルウェアの挙動を推察することが出来ているとは言えない.そこで本稿では,攻撃が成功したら自身を被害端末にコピーして感染を拡大するワーム型のタイプに改良した.さらにこの自律型マルウェアを,Kubernetesを使ってデプロイした仮想ネットワーク上で動作させることに成功した.

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