2ZA-03
一般化匿名加工された購買履歴データのRFM分析有用性評価
○小林祐貴,中村幸輝,伊藤聡志,菊池浩明(明大)
2018年10月に行われた匿名加工・再識別コンテストPWSCUP2018では,購買日や商品名を「一般化」する加工手法を対象として,匿名加工と再識別リスクの評価が行われた.本コンテストでは匿名加工データを元データと比較し,平均誤差による一般的な有用性評価を行う.従って,データの特定のユースケースは想定せずに有用性評価が行われた.これに対して,本研究ではパーソナルデータを含む購買履歴データについて,顧客の購買の頻度や金額などのRFM分析のユースケースを想定し,一般化加工が行われた匿名加工データの有用性を評価する.元データとの比較による平均誤差とRFM分析の結果を比較する.

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会