2W-01
ドローンを用いた災害時の通信インフラの実装と評価
○佐々木康徳,松澤智史,武田正之(東理大)
災害時には、Wi-Fiやモバイル通信などのインフラが機能停止することで、情報の停滞が発生してしまう。それが原因となり、被災者は情報を取得することが出来ない。そこで本研究では、ドローンの移動・滞空機能を活用し災害本部と被災者間での通信を実現する実装を行った。
提案手法では、通信したいユーザを探索しドローンが保持しているマップ上にマークするフェーズと、災害本部とマークした地点間でパケットを送受信するフェーズに分かれて、ドローンが動作する。
その結果、パケット到達率は一定の水準を超えることが確認でき、通信品質を維持できることを示せた。

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