2T-08
対話システムにおける非言語情報を用いた対話破綻の検出
○秋水紫苑,入部百合絵(愛知県大),北岡教英(徳島大)
近年,対話システムが身近なものになっているが,対話の流れに沿わない応答や,急な話題転換を行うといった対話破綻が頻発しているのが現状である.対話破綻の検出を行うことができれば,対話戦略を変更することで対話破綻を回避することが可能となる.従来研究の多くは,言語情報から対話破綻検出を行っているが,声の高さや頷きといった非言語情報も破綻検出に有効であると考えられる.本研究ではユーザの非言語情報による対話破綻検出を目的とする.対話破綻前後のユーザの音響的特徴量(音声のピッチ,パワーといった韻律情報,無音区間の長さ等)や視線の動き,頭部ジェスチャ(頷き,首振り等)を分析し,対話破綻の検出を行う.

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