2T-03
自然な車室内音声対話インタフェースの実現に向けた対話デザイン検討のための対話収集実験
○平川麗奈,李 晃伸(名工大),神沼充伸(日産自動車)
近年の音声認識技術の大幅な向上を背景に、スマートフォンなどに対して自然言語理解や対話管理機能を用いた音声インタフェースの組込みが進んでいる。この流れから、車室内においても従来の音声コマンドではなく、車載機器と対話的に処理する音声インタフェースの実現が検討されている。しかし、ユーザの発話傾向や運転行動への影響、システム設計における課題等については十分な知見があるとは言い難い。本研究ではこれらを明らかにすることを目的に、ドライブシミュレータを用いて男女33人の被験者実験を行い、実験システムとの対話音声と実験の様子を収録した。また、被験者には心理特性や音声アシスタント使用経験など様々な項目の事前アンケートを実施しており、収録データとともに分析した。

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会