2R-01
機械学習を用いた男子新体操技判別システムの開発
○斉藤大和,多田信洋(福岡工大)
男子新体操は日本発祥の競技であり,リオオリンピックの閉会式で演技されるなど注目を集めている.しかし,発祥地である日本においても競技人口は1500人程度にとどまっている.この状況を改善すべく,まず筆者らはアンケートを行い,その原因の1つに男子新体操自体への興味の低さがあることを明らかとした.
この結果を踏まえ,筆者らは男子新体操への興味向上を目的として,Kinectを用いた男子新体操の技の判定・評価システムを開発した.しかし開発後の実証実験から,Kinectの採用に由来する技判定における複数の制約や技の判別精度そのものの問題が明らかとなったため,新たに技の判定・評価に機械学習を用いた,Kinectに依存しないシステムを開発した.

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