2Q-09
律動的運動におけるパーソナルテンポを用いたスランプ脱出システム
○小林嵩大,仲谷義雄,北村尊義(立命館大)
人間は日々リズムを感じ生活している。生活のリズムや話のリズムなど、リズムは様々な日常動作を行う上での基盤となっている。この各個人に備わっている動作基盤となるリズムはパーソナルテンポと呼ばれている。パーソナルテンポは高い恒常性をもち、人間の感情や環境によって変動することから、パーソナルテンポの測定によりあらゆる状況における人間の心理状態を量ることができると考えられる。 本研究では、リズム感が非常に重要となる「バレーボール」に着目し、プレイ時におけるユーザのテンポ・心身状況を計測・把握し、調子の良い時と調子の悪い時のパーソナルテンポの違いから、スランプ脱却のきっかけを与えるシステムの提案をする。

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