2Q-08
サッカー審判の冷静な判断に関連する生理指標の検討
○日野林駿,仲谷善雄,北村尊義(立命館大)
 近年、サッカーの審判が判定精度を向上させる為、試合中における電子機器の導入がされてきた。人間が瞬間的に考えて物事を決定する場面で、より良い判断をする為にはリラックスして冷静に判断するが望ましい。しかし、試合中にサッカーの審判員がリラックスすることは難しい。その為、外部からの刺激によりリラックス状態、即ち副交感神経が優位になるようにしたいがその手法は明らかとなっていない。
 本研究では、審判の判定に着目し、試合中における運動量・心拍状況の計測を行い判断との関連性を明らかにすることで試合において理想的な判定の向上を目的とした冷静な判断の支援と基礎的な検討を行う。

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