2P-08
Location Allocationによる運転代行車の初期配置問題の解決
○木村将也,竹野健夫,植竹俊文(岩手県大)
 運転代行業では,顧客の待ち時間の短縮と代行車間の負担分散を意思決定基準として代行車の初期配置場所の決定や依頼の割当てを行っている.現状では代行車と依頼の管理は無線番が手作業で行っており,依頼を断られてしまう機会損失が生じている.本研究では,運転代行業を対象とした配車計画システムを提案し,検証を行う.過去の約1年分の業務記録をもとに休日配置と気温による需要予測を行う.そして予測した需要を用いた代行車の初期配置場所の決定を意思決定基準に即したLocation-Alocation問題としてモデル化する.また,業務中に各代行車の業務状況を考慮した依頼の割当てを行う.

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