2P-07
GAに基づく小選挙区画定手法の提案
○有馬 遼,大谷紀子(東京都市大)
衆議院議員総選挙において一票の格差が問題となっている.一票の格差は小選挙区の画定が大きく影響している.法律では,有権者が投じる票の重みが5年間で2倍未満になるように小選挙区を画定しなければならないと定められている.しかし,現在の統計的手法による小選挙区の画定では,人口変動などが原因となり達成できていない.本研究では一票の格差を小さくすることを目的とし,GA(genetic algorithm)を用いて小選挙区を画定する手法を提案する.2008年から2017年の人口データを使用して5年分の小選挙区を作成し,提案手法の有用性を示す.

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