2M-01
傾きのある1次元コードに対応可能で高速なリーダの構築
○藤本 岳,芝 公仁(龍谷大)
1次元コード,2次元コードは商品コードなどのIDから有効期限などのデータにまで利用され,現在はURLにも利用されている.近年ではスマートフォンの普及により,誰でも手軽に読み取りが可能となった.しかし,水平方向と垂直方向に情報を持つ2次元コードと違い,横方向にしか情報を持たない1次元コードでは,コードが傾いている場合,デコードができない場合がある.本研究は,傾きのある1次元コードを高速にデコードできるリーダの構築を目的とする.入力画像から回転角度の異なる複数の回転画像を生成し,それら全てにデコード処理を行うことで,認識率の向上を図る.また,並列にデコード処理を行うことで,高速化を実現する.

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