2K-05
シェアリングサービスにおけるリスクマネジメントの視点-移動手段型のシェアリングに着目して-
○張  迪(情報セキュリティ大)
シェアリングの種類は大きくスペース、モノ、移動手段、スキル、お金のシェアリングの5種類に分類できる。最近、特にクラウドを活用したIoTプラットフォームサービスとしての移動手段のシェアリングサービスは日本国内で急速に展開されている。例えば、IoTデバイスをクラウドと連携することで利用者にレンタルサービスを提供する自転車シェアリング、自動車シェアリングや傘のシェアリング等が挙げられる。この新しいモデルでは、IoT機械を狙うサーバー攻撃問題はもちろん、クラウドサービスの利用におけるセキュリティ問題、ユーザー情報漏洩による信用低下等、様々なリスクがシェアリングサービスを提供している企業を取り巻いている。シェアリングサービスに潜るリスクに対するリスクマネジメント手段を研究する必要がある。本研究では、移動手段型のシェアリングサービスに着目し、IoTデバイスやモバイルアプリを介したインタネットサービス型のシェアリングサービスに対するリスクマネジメント手法を考察する。

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