2J-05
TAエージェントにおけるデスクトップのオーバーレイ表示によるパソコン操作支援機能の検討
○高橋 勇(北里大)
本研究では、ティーチングアシスタントの役割をになうデスクトップマスコット型の支援エージェントの機能について検討する。このシステムでは、教師が作成した作業手順書にもとづいて画面をポインティングし、フキダシ形式で作業の指示を与えることで、学習者のパソコンの操作を支援する。しかし、キーボードの操作など画面に表示されていない場所での操作や、ドラッグ&ドロップのように単に場所を指し示すだけでは説明が難しい操作については支援が困難だった。本報告では、パソコンの画面に重なる形で画像を表示することで、これらの問題を解決して操作を支援する方法について検討した結果を報告する。

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