2C-01
SQLiteの行ロック機能導入におけるマルチプロセス対応
○片山大河,金松基孝(東芝)
リレーショナルデータベース管理システムのひとつであるSQLiteは、複数
ユーザの更新による一貫性を保つためにテーブルロックを採用している。
ロック範囲を行単位に緩和することで同時実行性を向上させる機能の導入
にあたり、複数のプロセスから同じデータベースへアクセスした場合にも
排他制御を対応できることが求められる。プロセス間でのロック情報
および変更データの共有化、SQLite内部の排他制御処理の緩和および
行識別子の発行の仕組みの変更など、本稿では行ロック機能のプロセス化
対応のためのSQLiteの修正点について説明する。

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