2B-06
C言語マクロを前置型の作用素のように使うことについて
○中村博文(都城高専),渕田孝康(鹿児島大)
C言語(やC++言語)で記述されたソースコードの一定の状況において,マクロ機能を用いて,実行の制御が前置型の作用素のように簡潔に記述できることについて提案する.
具体的な利用場面は,(a)反復の指定と,(b)実行・非実行の指定である.
(a)は,マクロに適切な命名をすれば簡潔で分かりやすいプログラムを記述できることにつながる.
(b)は,試行錯誤に関わるキー操作を減らすことにつながる.また,非実行状態にしてもコンパイルチェックがなされるため,コメント化と比べて非実行部分に修正の必要がある場合にそのことに早く気づける可能性が残る.

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