1ZJ-08
非負値行列因子分解を用いた前頭前野脳活動データによる不安指標推定法
○山本康平,鏑木崇史,栗原陽介(青学大)
近年,事業所では不安指標(STAI)などの自己報告法を用いて,ストレスチェックを実施することが義務化された.しかし自己報告法では質問票への記入を意図的に操作する可能性があり,正確にストレスを評価することができない恐れがある. 本研究では複数箇所の前頭前野脳活動データから多次元の時系列情報からSTAIを推定する方法を提案する.特徴量には, 脳活動の活動量を示す指標,脳活動の左右差を示す指標(LIR),および不安に由来する活動を推定した指標を用いる.不安に由来する活動は前頭前野脳活動データから非負値行列因子分解を用いて推定する.得られた特徴量から制約付き線形回帰を用いてSTAIを推定する.

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