1ZH-04
芸術と芸術療法の融合に対する認識の解明-統計的視点からのアプローチ-
○吉沼 智(東洋大),伊集院清一(多摩美大),加藤千恵子(東洋大),寺沢恵理子(広島国際大),保高一仁(松本短大),青木滉一郎,後藤芙未子(東洋大)
我が国では、絵画や詩歌、音楽といった芸術活動が治療行為として臨床現場で活用され、「芸術療法」として発展を遂げてきた。諸外国と比較すると、日本における芸術療法には臨床家(芸術療法家)の視点が反映されているという特徴がある。それに加え、芸術療法の実践や教育に芸術家の視点を取り入れ、両者が連携することにより、芸術療法のさらなる発展が期待される。本研究では、こうした連携の可能性を模索するために、芸術家や芸術療法家、美術大学の教員、学生等を対象とした質問紙調査を実施した。調査結果について統計解析を行い、「芸術」と「芸術療法」の融合に対する専門家の認識を明らかにすることを目的とした。

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