1ZH-03
個人の嗜好に基づく美術鑑賞支援システムの提案
○羽藤かをり,植竹朋文(専修大)
美術鑑賞は人間形成を促す上で重要な役割を担っているが、多くの人は関心は持っているものの実際に美術鑑賞をしている人は多くなく、現状ではその効果が十分に機能してるとは言い難い。そこで本研究では、美術館にあまり行かない人を対象に美術鑑賞を促すと共にその鑑賞の質を高めることを支援するシステムを提案する。現状を分析した結果、美術鑑賞には個人の嗜好が大きく関わっていることが明らかになった。そこで、個人の嗜好と美術館(展)の特徴をSD法を用いて分類することで、利用者にあった美術館(展)の推薦を行う。さらに鑑賞時においては、展示されている作品の属性を利用し、気に入った作品に関係するお薦めの作品を提示する。

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