1ZF-03
異文化交流シミュレーション教育におけるKBDeXを用いた協調学習過程の分析
○皆川真裕子,松澤芳昭(青学大)
本研究の目的は,異文化交流シミュレーションゲームBARNGAにおいて,人がどのように行動し学習するのか,その過程を明らかにすることである.ゲームで行われたディスコースを用い,どのタイミングで学習しているのか,その時の行動や心境の質的分析,および,ネットワーク科学を応用した知識構築による協調学習過程の分析ツールKBDeXを用いたネットワーク分析を行った.その結果,自分の常識が通用しなかったことに対する「もどかしさ」,「焦り」および「その時の行動」を積極的に話し合っていたグループは,単語,学習者間に密なネットワークがみられ,協調的に学習が行われていることが分かった.

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