1ZF-02
プログラミング思考過程に基づくプログラミング時の行動分析と傾向
○川北紘正,大場みち子,山口 琢(はこだて未来大)
教育機関は,プログラミング教育の取り組みとして,小学校のプログラミング必修化に伴う教員研修や未来のコンソーシアムと呼ばれる,学校でのプログラミング教育を普及・推進する活動をしている.しかし,プログラミング教育における学習者への評価方法は,テスト結果のみのアウトプットでの評価となっており,プログラミング時の過程や思考などは評価していない.プログラミング時の過程や思考を可視化し評価していけば,学習者の考え方の傾向や躓きの要因を把握することができ,適切な指導ができるであろう.プログラミング時の過程や思考を可視化する手法はいくつかあるが,いずれも高負担であり,実施するのは困難である.これらの背景から,本研究では,プログラミング時の過程や思考を可視化し分析することを目指し,パズルを利用し
てプログラミング学習者のプログラミング過程や思考の可視化をし,その傾向について分析する.

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