1ZC-06
手書きメモのAR表示による情報共有を利用した橋梁点検シナリオ
○浅井優志,廣瀬 詢,安室喜弘(関西大)
近年,現場作業においてタブレット端末の利用が普及している.本研究では,タブレット端末のカメラと手書き入力機能に注目し,タブレットで作業者が手書きでメモをした内容を現場でAR(Augmented Reality)表示することで,より効果的な情報共有を可能にすることを目的とする.作業者が現場で手書きした内容を保存するともに,カメラ画像からは自然特徴点を抽出して登録する.登録された自然特徴点を認識し,手書き情報を重畳表示することにより,マーカレスARを実現する.対象に直接メモができない現場で,直観的な指示・記録が可能になることが期待される.本研究では,コンクリート構造物の点検を想定して,実験による表示性能や効果について報告する.

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