情報処理学会 第81回全国大会講演要旨

人間の視覚特性を考慮した評価を行い適応的にポリゴン形状の詳細度を制御することで、外観の品質を比較的保ったまま描画コストを抑える取り組みがある。
本研究では事前にレンダリングした結果を参照し知覚判定を行い、それを用いた適応的分割を行う手法を提案する。判定は近似的に求めたコントラストや空間周波数をコントラスト感度特性関数と呼ばれる人間の知覚特性をモデル化した関数に適用して行う。また、判定結果に基づいてモデルの詳細度制御を行う。