1ZB-07
Web議論におけるIBIS構造を用いた関連情報収集・提示手法の検討
○内藤勝太,白松 俊,神谷 晃(名工大)
多様な市民が参加するWeb議論では,建設的な合意形成を促進するファシリテーションが非常に重要である.ファシリテーションを行う人をファシリテータと呼び,その役割とは,議論を盛り上げ,様々な意見を引き出すことである.本研究では,この役割を達成する方法としてIBIS(Issue-Based Information System)と呼ばれる課題とアイデアの構造を用いて,議論内容と関係のある情報(関連情報)を議論参加者に提示するアプローチを考える.課題としては,その場に適した関連情報の決定,情報を提示するタイミングの決定,関連情報の事前収集の三つがある.本論文では関連情報の決定方法と関連情報の事前収集について述べる.

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