1ZA-06
詐欺プログラム対策のための詐欺プロセスモデルの検討
○山越祐希,八槇博史(電機大)
現状における詐欺対策とはほとんどが注意喚起のみである。しかし、詐欺は年々多様化しており注意喚起のみでは対策が不十分である。したがって、詐欺を検知するシステムを検討することが本研究の目的である。そこで、詐欺の手口によく現れる要素(金銭を要求する・急かす・URLを提示するなど)に着目した。次に、収集した詐欺の台本や詐欺関連本で紹介されている手口を参考にして、詐欺の要素がどのようなプロセスで現れるのかをモデルとしてまとめてみた。そして、詐欺の台本にモデルを適用してみると詐欺にはパターンがあることがわかった。さらに、このモデルをどのように応用すれば詐欺警告システムを開発できるか検討した。

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