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生体情報は災害時通信における信頼性向上に寄与するのか?
○北川沢水,向平浩貴,上原航汰,井上佳祐,本多俊貴,大木哲史(静岡大),小泉佑揮(阪大),河辺義信(愛知工大),長谷川享(阪大),西垣正勝(静岡大)
ソーシャルメディアは、IP電話網と比べ耐障害性が高く、災害時における情報伝達に有用であると認識されつつある。一方で、ソーシャルメディアに流れる情報は玉石混交であり、雑多な情報の中から信頼性の高い情報を取捨選択することが困難であることも問題視されている。災害時には、いち早く正確な情報を収集し、迅速な対応をしなければならない。この問題の解決のアプローチとして、情報の信頼度を算出して信頼度の低い情報をフィルタリングする方法と、悪意ある情報の発信を抑制する方法が考えられる。本論文では、後者のアプローチに焦点を当て、災害時の情報伝達において発信者の生体情報が不正に対する抑止力として機能するか否か調査する。

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