1Y-02
電波による相対距離測定に基づいた屋内位置推定
○安部北斗,廣津登志夫(法大)
位置推定技術としてGPSが一般的であるが、屋内では衛星の電波が遮られることで正確な位置推定ができない問題がある。そこで、電波よって対象までの相対距離を測定し、それに基づいた位置推定を行う手法を提案する。本手法では無線双方向時刻比較技術である Wireless Two-Way Interferometry(Wi-Wi)を使用して相対距離の測定を行う。基地局となるWi-Wiのモジュールを4台設置し、ユーザーが持つモジュールから各基地局へ送信される電波により相対距離を測定することで、ユーザーの位置を推定する。また、基地局となるモジュールを2つ一組とし、モジュール間の距離を決めた状態で設置を行い、基地局の位置情報を事前に測定することなく位置推定を可能とする。

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