1V-04
光沢反射を考慮した多光源レンダリングのための誤差推定法
○岩崎陸人,名畑豪祐,酒井広和,岩崎 慶(和歌山大)
大域照明の効率的なレンダリングをするための手法に仮想的な点光源(Virtual Point Light:VPL)を用いる多光源レンダリング法がある.先行研究ではVPLとシェーディング点をそれぞれクラスタリングし,真値との相対誤差を確率的に推定することで効率的なレンダリングを実現した.しかしながら,先行研究では拡散反射のような反射率が一定の反射モデルしか考慮されていない.そこで,提案法では先行研究を拡張し,物体表面の材質として光沢反射を考慮して,真値との相対誤差を確率的に推定する手法を提案する.提案法ではキューブマップを用いて各方向の反射率を記録しておくことで.クラスタ内の分散の計算を効率的に行えるようにした.

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