1S-01
機械学習を用いた乳用牛の健康状態および生産性の推定
○佐々木駿,秦野 亮,西山裕之(東理大)
現在,日本の酪農において,乳用牛の飼養戸数および飼養頭数は減少し続けていることに加え,飼養されている乳用牛の平均産次数は近年低下傾向にある.それに伴い,酪農の現場では経営安定・供用期間の延長のために生産性が高く健康な乳用牛の導入が望まれている.本研究では,乳用牛の搾乳時に収集される搾乳量やホルモンデータなどの泌乳情報および乳用牛の病歴などのデータを用いて,機械学習によるデータの分析を行う.本研究の成果により,将来的に病気が発生する可能性のある乳用牛や一定以上の生産力を持つ乳用牛の早期発見などを行うことで,生産性の高い乳用牛育成の為の将来性の予見や,それに伴う酪農家の生産基盤の強化に役立てたい.

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