1F-03
動的に構成されるユーザ提供型モバイルネットワークの価値評価手法
○中山 悠(青学大),安永遼真,本田一暁,竹下絵莉奈(neko 9 Laboratories),久野大介(阪大),丸田一輝(neko 9 Laboratories)
モバイルトラヒックは爆発的な増大を続け,さらにその時空間的な変動が顕著になっている.従来のモバイルネットワークを用いた場合,こうした変動を考慮すると設備利用効率が低下する課題があった.この課題に対し,筆者らはユーザ提供型モバイルネットワーク(UPN)を動的に構成する方法を提案している.ただしモバイル通信環境は,ユーザや基地局の分布に加え,地形や建築物などの周辺環境や周囲の通信状況によって大きく変動する.よって,ネットワーク提供に対する報酬の最適化等を考慮すると,通信環境に応じて変動するモバイルアクセスの価値をリアルタイムに評価する手法が必要である.そこで本稿では,通信環境を考慮したUPNの価値評価手法を提案する.

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