1C-05
代表ノード抽出による避難施設候補地の推定
○伏見卓恭(東京工科大),斉藤和巳(神奈川大),池田哲夫(静岡県大),風間一洋(和歌山大)
本稿では,自然災害で道路が塞がれている場合でも
多くの住民が到達できる避難施設の設置場所を推定するための新たな中心性指標を提案する.
提案中心性では,グラフのリンク切断によって確率的に発生する道路閉塞をモデル化し,
確率的なリンク切断の下で到達可能なノード数の期待値により各ノードの接続度を定量化する.
複数の設置場所を推定するために,単一ノードではなくノードグループの接続度を定義し,
最大化する手法を提案する.
実際の道路網を用いてノード間距離に基づく方法とリンク密度に基づく方法とを比較し,
提案手法の有効性と効率を評価する.

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