7ZF-07
多チャネル脳波計・光トポグラフィ装置を用いた感情推定の検討
○高橋裕也,菅谷みどり(芝浦工大)
近年,感情推定ではニューロマーケティングなど多くの応用が検討され,重要な研究領域になっている.中でも生体信号を用いた方法は,安定的な結果により期待されている.しかし,池田らの研究[1]では感情推定に1チャネルの脳波計と脈拍を使用している.脳には機能局在があり1チャネルだと感情の脳活動の他に認知の脳活動など関係のない脳活動まで検出されてしまうと考える.また心拍センサーも併用しており脳波計との時間分解能のズレやpNN50の信憑性の低さも感情推定の精度に問題があると考えている.そこで本研究では,簡易脳波計と光トポグラフィ装置を使い脳の機能局在を考慮した感情推定の検討を目的とする.

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