7ZF-05
堅牢かつ有用なDNAストレージシステム設計のためのデータ変換法の比較
○小久保剛基(早大)
ストレージとして,ハードディスクやフラッシュメモリではなくDNAを利用しようとする取り組みがある.DNAは従来のストレージと比較すると保存可能なデータの密度やその保存期間でかなり優れた性能を持つことが期待されているが,デジタルデータの変換の効率やDNA鎖の生成コストにおいて問題点があり,実用化に向けて様々な手法が提案されてきた.本研究では,それら先行研究で提案されているいくつかの手法を,数種類の次世代シーケンサを想定した環境でデータ密度とエラー訂正能力について実験を行う.また新たな変換法を提案し,その有用性を従来の変換法と比較検討した.

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