7ZF-02
三次元構造マッチングを用いたペプチド立体構造探索手法の構築
○小松大和(東大),千葉直也,橋本浩一(東北大)
ペプチドはアミノ酸の配列により非常に多様で複雑な立体構造を取り、様々な性質を発現する。そのため、多様なペプチドライブラリから目的の性質を持つペプチドを探索する研究が行われてきた。しかし、化学反応に伴う効率等の問題から、物理的・時間的制約が生じていた。本研究ではシミュレーションにより擬似的に生成したペプチドと探索対象の立体構造間で、三次元点群ベースの物体検出に用いられている三次元構造マッチング手法を応用することで、上記の制約を受けずにペプチドを探索する方法論を目指した。具体的目標として、未だ発見されていない「酵素活性を持つペプチド」の探索を行った。本発表ではその方法論構築の経過について報告する。

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