7ZE-02
植物工場での果菜類の初収穫日予測モデルの開発
○吉田研祐,大場みち子(はこだて未来大),高森 満(アプレ)
日本の食料自給率が低いという問題を解決するため,食料生産の新たなビジネスとして植物工場での栽培やスマートアグリが注目を集めている.植物工場は,作物を年中安定に栽培できる施設である.スマートアグリの1つに作物の収穫日予測があるが,長期間データを用いているものが多い.新品種が次々と開発され,品種にあったモデルを開発する必要があるが,長期間データを用いて1つの品種の予測モデルを開発することは適切でない.本研究では,短期間データで精確な初収穫日予測を実現するため,生育に影響を与える環境パラメータを選定する.選定したパラメータを用いてモデルを開発し,短期間のデータより精確な果菜類の初収穫日予測を目指す.

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