7ZD-04
心肺蘇生法の可視化学習システムにおける個別性類型化の研究
○深川恵輔,境 大地,金森唯真,高野美希,神田祐華,皆月昭則(釧路公大)
本システムでは、客観的な評価が困難であった心肺蘇生法(以下、CPR)を可視化学習によって、正確かつ効率的に行うことが可能である。CPRにおいて胸骨圧迫の深度は4cm~5cmと言われており、1cmの深度を達成するには約10kgの圧力が必要と言われている。しかし、圧迫時の胸骨の強度はCPR対象者によって個別性があり、圧力を一義的に決定した学習訓練は不適切である。よって、学習訓練手法としては、個別性に対応したCPR可視化学習が必要である。本システムでは、CPRの可視化手法によって、成人男性、成人女性、乳幼児の3つの個別性類型化において、胸骨圧迫時の圧力変化に対応する機能を実装した。本研究は、個別性に対応したCPR可視化学習システムを構築し、検証した。

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