7ZD-03
カテーテル挿入解析による技術評価システムの提案
○志賀俊佑，澤野弘明，松河剛司（愛知工大），佐久間佐織（聖隷クリストファー大），石井成郎（愛知きわみ看護短期大），鈴木裕利（中部大）
看護師はカテーテル挿入の技術を向上するために,自己による手技の振り返りや先輩からの指導教育を受けている.技術を向上させる上で技術評価が評価者の主観で行われており,客観性が低い点が課題として挙げられる.そこで本研究では,カテーテルの挿入動作を解析して定量的に技術評価を行うシステム提案する.提案システムではマーカを付与したカテーテルを看護師が実験人形に挿入する様子をカメラで撮影する.次に撮影された画像に対して画像処理によりマーカを追跡し,カテーテルの移動量や挿入角度を推定する.推定された数値を用いて技術を定量的に評価する.本稿では提案方法を用いた実験とその結果について述べる.
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