7ZB-05
キーの数を最少化したスマートウォッチ向け文字入力方式の提案
○安福和史,中村喜宏(日大)
近年、小型ウェアラブル端末であるスマートウォッチが注目されてきているが、現状いくつかの問題を抱えている。その1つが文字入力である。スマートウォッチはその性質上タッチパネルが他の携帯端末に比べて小さく、携帯端末で一般的に使われているフリック入力では1つのキーサイズが非常に小さくなり文字入力は大変困難である。そこで本研究では、1つのキーに日本語入力における3行を割り当て、フリックの移動量によって入力行を切り替える新フリック入力方式を提案する。これにより、文字入力に必要なキーの数を4キーにまで縮小し1つのキーのサイズを大幅に拡大することが可能となる。実験により提案手法の入力性能について評価を行った。

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