7ZA-04
議論の場の空気推定のための議論参加者の脳波分析手法の検討
○北川 晃,白松 俊(名工大)
近年、議論における合意形成が重要視されている。そこで、議論の中立役であるファシリテータの支援のため、生理指標となる脳波に着目し、議論の場の空気を推定することを検討する。仮説として、適切にファシリテートされた場では、参加者の緊張/弛緩のバランスがとれていると考えられ、緊張/弛緩の指標をα波、β波として検証する。
同時に、参加者の議論の傾聴度合いを、ジャイロセンサーによって頷きや首ふりなどの動作を測定することで推定できるかも検討する。
脳波とジャイロセンサーから得られるデータを機械学習に用いることで、対面の議論による緊張/弛緩、傾聴の度合いを評価することを目的とする。

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