7V-06
大規模地震発生時のドライバーの行動傾向をシミュレーションベースで調査するためのシステムの提案
○鳥田拓也,北村尊義(立命館大),泉 朋子(阪工大),仲谷善雄(立命館大)
本研究では大規模地震発生時における乗用車ドライバーの行動傾向をシミュレーションベースで明らかにするためのシステムを提案し、評価することを目的とする。災害時にマルチエージェントシステムを利用したシミュレーションは多数存在し、その多くは、沿岸にある車両は海岸から遠ざかる方向、内陸方向への道路が利用されると想定している。しかしこのような行動傾向についての実証的研究は少ない上、実際の道路を用いて調査することは難しい。本研究ではこの仮定や想定で使用されているドライバーのパラメータをより適切なものとして特定することができるよう、ドライブシミュレータを使用し、大阪湾沿岸部から内陸部への道路を走行する状況での対応行動を調査し、実際にその道を運転したときとの判断と比較を行う。

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