7V-03
手動運転車両と自動運転車両の混在環境における渋滞軽減手法
○古川義人(神奈川工科大),徳永雄一(三菱),斎藤正史(金沢工大),清原良三(神奈川工科大)
自動運転車両が普及すると,車両の機能や操作主体の異なる混在環境が生じることが予想されている.また自動運転車両に関して現在様々な研究・開発が行われており,多くの交通流改善効果が期待されている.しかし,現在の交通流に自動運転車両を導入しただけの混在環境では,従来の手動運転車両を運転するドライバにとって操作への違和感や不安感を与えてしまう可能性があり,期待される効果が得られない可能性がある.そこで本論文では自動運転車両の渋滞軽減効果に着目し,シミュレーション実験を行なうことで混在環境における問題点を明らかにした.またこれを解決するために車車間・路車間通信を用いた交通流の効率化手法を提案した.

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