7V-02
子供のモビリティモデル構築のための一検討
○野々村太志,大村和徳,梶 克彦(愛知工大)
子供が多く遊ぶ地域においての子供の行動を把握し,見守りや避難経路の検討などに応用する研究が行なわれている.それらの研究では子供の行動データを参考に手法の妥当性を検証する必要がある.しかし,実際の行動データは必ずしも存在せず,収集には多くのコストがかかる.そこで,我々は子供の行動をシミュレートして実際の行動データの代替とするため,行動データを元にモビリティモデル構築を検討した.行動データを分析するとモビリティモデルで模擬可能な特徴量を得られた.特徴量を元に移動速度,遊具毎の滞在時間と滞在範囲,寄道する確率と滞在時間と滞在範囲などをパラメータとしてモビリティモデルに入力,プロトタイプを構築した.

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