7U-04
SLAMを用いた屋内向けAR経路提示におけるオブジェクト領域の認識手法の提案
○李 奇傑,後藤佑介(岡山大)
屋内で端末の自己位置推定と移動経路周辺のマップ(環境マップ)を同時に作成するSimultaneous Localization and Mapping (SLAM)では,ユーザの位置情報に基づくAR空間をモバイル端末上に構築して,目的地までの経路を提示できる.従来のSLAMを用いた屋内向けAR経路提示では,ユーザは環境マップで構成されるすべての平面領域を移動できるが,屋内移動の障害物となるオブジェクトの領域を認識できず,ユーザが移動できない経路を提示する可能性がある.本研究では,SLAMを用いた屋内向けAR経路提示におけるオブジェクト領域の認識手法を提案し,経路提示の精度を向上させる.

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