7U-03
LSTMと音声対話によるコンテキストアウェアシステムの提案
○直井波輝，顧　優輝，真部雄介，菅原研次（千葉工大）
従来のコンテキストアウェアシステムは,主に位置情報に基づく行動認識のため,認識可能な行動の粒度が粗く,また行動認識結果による一方的な情報提供しか実現されていない.
そこで本研究では上記2つの問題点の解決を目的とし,RGB-DセンサとLSTMによる行動認識と音声対話を用いたコンテキストアウェアシステムを提案する,動作検出が容易なRGB-Dセンサと長期的な文脈処理が可能なリカレントニューラルネットワークの一種であるLSTMを用いることにより,粒度の細かい行動認識を実現する.また,音声対話を用いることにより双方向の情報提供の実現を目指す.テストベッドとして,研究室内の行動を対象とし,行動認識の精度と音声対話による情報提供の有効性を検証する.
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